いつもBACKDOOR The SAUNA Bar心斎橋をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、空間デザインの専門誌『商店建築』の6月号増刊「ととのうサウナのつくりかた」にて、当店をご紹介いただきました。
https://shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=503&srsltid=AfmBOoohv7qeulk6T7bbgSW7QQJkANO20PmUnDSb_5XCITBW3yURAioG
同誌のサウナ特集への掲載は二度目になります。数ある施設の中から、私たちが大切にしている空間づくりに再び光を当てていただいたことを、大変光栄に感じております。

装飾を削ぎ落として洗練させた「静謐な空間」
今回の増刊号では、見開きの美しい写真や平面図とともに、サウナからバーへと続く一体的な空間設計の工夫が、建築の視点から詳細に解説されています。
大阪・ミナミという熱量と密度の高い繁華街にありながら、一歩足を踏み入れると広がる「余白と静けさ」。私たちの想いを形にしてくださった坪井秀矩氏(坪井建築設計事務所)の設計背景とともに、当店ならではの空間へのこだわりが紹介されています。
記事の中で触れられている、空間づくりのポイントをいくつかご紹介します。
感覚を研ぎ澄ます「素材と光」
モルタルを基調としたシンプルなデザインに照度を落とした照明を合わせ、壁面は間接照明の光を柔らかく反射するよう緩やかな曲線を描いています。また、水風呂には研ぎ出し仕上げの人造石を採用し、素肌が触れた際の手仕事による柔らかさや安心感を感じていただけるよう心がけています。
心地よさを逆算した「寸法と機能美」
サウナ室のベンチは、座って過ごすための「450mm」と、寝転ぶこともできる「600mm」の幅を確保。水風呂は肩までしっかり浸かれる「水深700mm」に設定するなど、身体の心地よさを数値の面からも目指しました。ガラス張りのサウナ室や、プライバシーと利便性を両立した脱衣室の工夫も紹介されています。
サウナからバーへ続く多層的な体験
サウナで感覚をリセットした後は、併設されたバーへ。自然なコミュニケーションが生まれるよう配慮したアール形状のテーブル越しに、サウナ飯やドリンクをお楽しみいただけます。用途の異なる二つの空間がシームレスにつながることで、より豊かな精神的休息の場をお届けできればと願っています。
デザインの奥にある意図を、ぜひ現地で
「ととのう」際に余計な情報が入り込まないよう、感覚に与える刺激を極力抑え、自らの内側へと意識を向けられる場所へ。
普段はあえて言葉にしていない「空間の意図」を、今回このような形で言語化していただけたことを嬉しく思います。サウナや建築、空間デザインに関心のある方は、ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください。そして、実際の空間でそのこだわりや素材の質感を肌で感じていただけますと幸いです。
これからも、ここで過ごす時間がより心地よいものになるよう、丁寧に向き合ってまいります。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。